大日本市に行ってきました。
2013年 02月21日 カテゴリー:○○へ行ってきました
こんにちは。Flavorのやまもとです。
今日の京都は、雪が真横に降ってて、とても寒かったです。
さて、先日、大阪で開催された大日本市に行ってきましたので、その話題を。
大日本市は、「大日本市=日本×歴史×品質×ブランドをかねそなえた伝統工芸メーカーによる雑貨、ファッション、インテリアなどの展示会」(サイトより引用)で、中川政七商店の13代・中川淳さんが発起人として開催される展示会です。
展示会場には、日本の伝統工芸を現代テイストで扱うメーカーさんが出展されており、私が大好きな中川淳さんの本でも登場するメーカーさんも多数出展されていました。
うちのショップ(リセノ)は伝統工芸とは結びつかないような気がしますが、実はそうでもありません。
出展されている企業様は、中川さんのコンサルにより、伝統工芸を現代のインテリアショップに合うテイストでリブランディングされているので、リセノでも欲しいアイテムが並びます。
今回の目当ては「HASAMI」シリーズと、庖丁工房タダフサさん
今回のお目当ては、前回のギフトショーでもお見かけした
と、中川さんの本にも登場した
両企業様ともに商品にこだわりを持っておられ、とにかく商品にまつわるストーリーが素敵です。
和食器をポップなテイストで「HASAMI」
例えば、HASAMIシリーズ。
展示会では、北欧食器のイッタラ・ティーマシリーズのような色が目を引き、大人気になったブランドですが、実はこれは長崎の波佐見焼き。
波佐見焼きという焼き物は、いわゆる有田焼の下請け的なニュアンスが高く、ブランド感が足りない焼き物というイメージが強いそうです。
でも、このHASAMIシリーズは、デザインからすべて完全オリジナルで、いわゆる「日本の陶器」という和の臭いはまったくしません。
国産の陶器でありながら、この絶妙なポップ感あふれる食器というのは、とってもかわいく、リセノでも「即採用!」となったわけです。
(順番待ちのため、まだ販売は開始してませんが)
さらに、ラッキーなことに、この日は、HASAMIのブランドマネージャー:馬場様のお話をゆっくりと聞かせていただきました。
馬場様いわく、ターゲットは自分の友人。
馬場様はアパレル出身ということもあり、おしゃれな友人が多いらしく、友人に「かっこいい!」と言わせる焼き物を作るために、製品をデザインされているそうです。
ターゲットが「いけてる友人」というところも、なんとも今風。
個人的に、こういうブランドイメージも含めて、ますます好きになりました。
気の利いた感じが、本当に好き
とはいえ、HASAMIシリーズはそのデザインだけがウリではないそうです。
例えば、マグカップ。
このマグカップはスタッキングが出来るようになっているので、年々小さくなっているというキッチン収納でも、多くの食器を収納できます。
こんな風に、実用性も兼ね備えていて、デザインだけじゃないところも魅力です。
このブログを書いている今も、早く、うちのお店にも入れたいなーと、どんどんテンションが上がってきました(笑)
また、ステムグラスは昔からの瓶ビールを入れるコップのサイズ(220ml。ASAHIとかのロゴが入っているやつ)と容量を合わせているらしく、
慣れ親しんだ感覚で飲み物を飲んで欲しいという思いから、売れ付けされたサイズ感を選んでいるそうです。
このあたりも、なんとも気の利いた食器です。
なんというか、商品の裏のストーリーが好き
というのが、僕の今の気持ちです。
ただ単に「おしゃれ」だけでなく、「おしゃれなうえに、○○」というのが、とにかく僕は好きな様です。
使う人のことを考えて、作られている。
とか、
このデザインになったのは、こういういわれがある
とか。
そういうアイテムで自分の生活を囲みたくなる。
これが、雑貨好きということでしょうね。
長くなってきたので、タダフサ様の話はまた次回に。