起業家
2013年 06月16日 カテゴリー:おすすめ本
今、「起業家」という本を読んでいます。
サイバーエージェントの藤田社長の本です。
藤田社長の本は、「渋谷ではたらく社長の告白」「藤田晋の仕事学」「憂鬱でなければ、仕事じゃない」「人は自分が期待するほど、自分を見ていてはくれないが、がっかりするほど見ていなくはない」などと読んできていて、とっても好きな著者の1人です。
ホリエモンと同じく時代を作ってきたIT社長としてのイメージが強いですが、実は、営業出身であったり、新しい制度を社内に次々と作ったりと、がつがつと前線に立って会社を仕切っていくタイプの仕事人だと分かります。
この本では、会社を広告代理店→メディア企業へと変遷させるまで(アメーバ事業の立ち上げから大きくするまで)の苦悩と道のりが書かれています。
私などは遠く及ばない大きな会社の話ですが、会社を良くしようとする考え方は、学ぶべき思考がたくさんあります。
自分の得意分野を武器として、会社を強くしていくのではなく、時代の先を見て、自分の会社を変化させていく。
これは、実はとっても難しいことであり、誰もができることではないなぁと思います。
うちの会社は、私が「得意」であり、「好き」である、インテリアをネットで展開してきたわけです。
私も「起業家」ではありますが、現在は、「事業プロデュース家」といった感じでしょうか。
そういった意味では、まさに藤田社長は、上場した後からも、まさに「起業」家なのだと感じます。
私は、インテリア業界から離れるつもりはさらさらないですし、インテリア業界でブランドを伝え、多くの人たちの生活の香り付けのお手伝いをできる様になるのが、夢であり、目標です。
しかしながら、いつでも新たなるフィールドへ向けて「起業」できる能力と、発想を磨いていたいと思います。
起業家でなくても、もちろん楽しめる内容です。
そこらの小説よりも、ドキュメンタリーとして、めっちゃ面白いです。
お時間のある方は、是非とも読んでみることをおすすめします。